ゴールドコンサートから10日が経ちました | ConstantGlowth コンスタントグロウ

ゴールドコンサートから10日が経ちました

ゴールドコンサートから10日が経ちました

東京遠征から帰ってきて
ちょうど10日が経とうとしています

みなさん
いかがお過ごしでしょうか?

東京から帰ってきて
すぐに大切な友達がなくなってしまい
何だか感情がわけのわからないような状態で
それでもお世話になったところに
東京遠征のお礼などで回ったり
とても目まぐるしい1週間でした

さて・・・

やりました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴールドコンサートグランプリです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

やったよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

日本一!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

本当にやりました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

本当に本当にやりました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

はぁぁぁ・・・

怖かった・・・

いつも大きいことを目標にしては
それを乗り越える過程を楽しんだりしていたのですが

今回の件は
あまりにも大きな、大きすぎる目標でした。

優勝1択しか私の頭に無い

ゴールドコンサート前日までは
「優勝1択しか私の頭に無い」と
訳のわからないビックマウスを
常に言いふらし
自分の中のプレッシャーを
最大限に引き上げて
常に自分と戦っていました

私が音楽活動ができることは
本当にたくさんの方の力のおかげだと
常に心に留め
毎日毎日
応援してくれる方々の顔を浮かべながら
さくらはまだかの歌の練習をしてきました

思えば
今年2月のゴールドコンサート沖縄地区予選

音楽の島「沖縄」と言われるだけの
たくさんの音楽仲間がエントリーの方々の中で
私達も初めてエントリーさせて頂いた

そして歌い慣れたはずの
音市場で
ConstantGlowthの順番が回ってきました

声が出ない・・・

いつものように声が出ないのです

やってしまったと
本当に申しわけない気持ちになった

何週間も前から体調崩し
本来の自分の声が出ないのです

それでも最後まで歌いきり
後半から持ち直したものの
落ちただろうと本気で思っていました

ですが本来のゴールドコンサートの趣旨に基づき
障害者自身が作詞作曲と編曲をもこなしている部分や
バンドのまとまり感などが評価され
沖縄代表と選ばれました

沖縄を背負ったつもりの意気込み

今回ゴールドコンサートの
本選で歌えることは
本当に勝手にですけど

本当に勝手にですけど
沖縄地区予選で戦った大好きなメンバーの大きな大きな想いを
背負ってきたつもりでステージに上りました

ゴールドコンサート当日は
午前10時半には
会場入りをし
終始ゆったりした気持ちで楽屋に入りました

会場でのミーティングや
他の出場者さんのリハーサルを聴けば聴くほど
どんどん緊張は高まり
私もメンバーも
楽屋でそわそわそわそわ

楽屋を飛び出して外の空気を吸ったり
楽器を取り出してコードの確認をしたり
私なんか緊張しすぎて口が恐ろしいほど臭くなってました笑

他の出場者の方々もびっくりするほどレベルが高く
プロとの差もほとんどないくらいでした

障害者の音楽コンテストといわれると
どこか
なにかにハンディーがあるような固定観念がありますが
そんなのまったく感じない
イヤ、感じないどころか
本当にプロ顔負けのパフォーマンスでした

そしていよいよ本番

なによりも
私達ConstantGlowthが
トップバッターということがさらに緊張を煽ります

いつものライブの時なら
ライブが始まる前に
僕が車イスで回りながらメンバーの顔を見ると
笑顔で返してくれるのですが
みんなそんな余裕がないような感じ
目線さえも合わせないメンバーもいました。笑

そして歌い出し・・・

歌えることに感謝

楽しかったです

めっちゃ楽しかったです

いつもなら歌うときに意識して笑顔にするのですが
この日は自然と笑って歌えました

自分が命名したのですが
“シンガーズハイ”になりました

ランナーズハイってあるじゃないですか

マラソンしている時に
脳内分泌が出て
気分が高まる

そんな感じになりました

歌えば歌うほど楽しくて
歌えば歌うほどうれしくて
歌えば歌うほど幸せで
歌えば歌うほど感謝の気持ちが溢れてきました

歌えることに本当に感謝です

歌ってる時は採点があるだとか
グランプリを取らなきゃいけないんだとか
そんなことがまったく頭になかったです

ただただ歌える喜びに酔いしれて
ただ歌えることがうれしくて
ただ歌えることに感謝してました

ステージを降りたあと
メンバーに聞くとかなり緊張していたみたいで
手が震えてスティックを落としそうになっていただとか
ステージ上がる前に実はトイレで少し吐いてきただとか
演奏中記憶がまったく無いだとか
本当にメンバーそれぞれでした

そんな話を聞くと私はうれしくなりました

みんな一人一人
大きなものを背負ってたんだなと思うし

みんな一人一人
音楽を本当に大切に想ってるんだな・・・と

このメンバーでよかったなと
また改めてこのメンバーが好きになりました

そしていよいよ結果発表です

実は結果発表の時
私の隣が審査員長の湯川れい子さんが立っておられました

湯川れい子さんの右手に握るのが綺麗に折り曲げられた審査表でした

3番や5番、いたるところに○や◎、はな○があったのですが
私達の1番であるConstantGlowthだけマルが書かれていませんでした

・・・しまった・・・

・・・余計なものを見てしまった・・・

・・・気にせずグランプリに呼ばれることだけを考えよう・・・

そして

湯川れい子さん「第13回ゴールドコンサートグランプリは・・・

エントリーナンバー、ナンバーワン・・・

最大級のありがとう

今回ゴールドコンサートのグランプリは
本当にたくさんの方々の応援やご支援がなければ
受賞することは本当に難しいことでした

本当に本当に

本当にありがとうございます

ConstantGlowth応援しようっと
飛行機のチケットを取ってまで国際フォーラムに応援に来てくれた方は50人を越えました

ゴールドコンサート事務局から
直々にたくさんのチケットを販売してくれてありがとうございますと
ConstantGlowth宛にお礼のことばを頂きました

また
直接会場に来ることは難しかったけど
パソコンやスマホで
ConstantGlowthを
自分のことのように
手に汗を握って応援してくれた方々

そしてWEB投票で大切な1票を投票してくれた方

今までWEB投票では
最多投票が50票前後だと聞いていました。

それを完全に上回り
450は余裕で超えていたと担当の方が話していました
(本当は投票数はしゃべったらダメなんだけど・・・)

今回強く思ったのは
ConstantGlowthを応援してくれる方々は
応援という域を越えていて
ConstantGlowthのメンバーであるかのように
自分自身がConstantGlowthであるかのように
心から応援してくれています

本当にありがたいことです

ゴールドコンサートで歌うときは
応援している自分が歌うかのように
息をのみ会場やWEBで一緒に歌ってくれた

グランプリ発表の時は
強く強く祈り
全身に汗をかくような気持ちで名前を呼ばれるようにと
強く強く願ってくれました

たくさんの方の祈りが
本当に届いた日でした

ありがとうございます

本当にありがとうございます

ありがとうを、何度クチにしても足りません

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうや感謝という言葉よりも
もっともっとその気持ちを伝える言葉があればいいのにと本気で思っています

ありがとうございます

本当に本当に
本当にありがとうございます

はじまりのはじまり

これからがスタートです

これからが本番です

僕らは夢を叶えるために歌ってるのではありません

僕らは大きなステージから
今まで関わってくれたたくさんの方に
感謝を伝えることを目標に歌っています

応援してくれた方の気持ちを
絶対に無駄にはしません

僕らが成功したいのではありません

みんなと成功したいのです

みんなと大きなステージに立ちたいのです

絶対に行きます

車イスで絶対にあのステージに立ってみます

最後に個人的なことを書かせてください

お母さん

母子家庭で
本当にここまで育ててくれてありがとう

たくさんの方の力を借りながらだけど
少しずつだけど

たくさんの方に恩返しをしているよ

俺が苦しい状況の時
あのときに

「こんな身体で産んでごめんね」

と電話越しでお母さんが呟いたのが
いつも心の中に刺さっています

お母さん

俺、今、幸せだよ

こんな場所に立てるなんて
こんな環境にいるなんて

世界一、幸せを感じているよ

お母さん

産んでくれてありがとう

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